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上村裕香(ゆたか)さんは、デビュー作「救われてんじゃねえよ」(新潮社)で、悲劇的に描かれがちなヤングケアラーの物語に抵抗した。描きたかったのは、母の介護で生じた「笑い」だった。
「のほほんとしていたら、生き残れませんよ」という今の風潮にうながされ、自分たちは「打ち勝つ力をもつ能動的な存在」と思えるよう訓練されてしまっている。新自由主義は、1980年代のサッチャリズムに代表される規制緩和政策として注目されるよ ...
『52ヘルツのクジラたち』は、2020年4月に刊行された、町田そのこさんの初めての長編小説。2021年本屋大賞(第18回)を受賞したほか、書店グループ・未来屋書店の「第4回未来屋小説大賞」や、テレビ情報番組「王様のブランチ」の「『王様のブランチ』BO ...
1959年生まれ。作家。著書に『西の魔女が死んだ』『裏庭』『家守綺譚』『沼地のある森を抜けて』『冬虫夏草』『丹生都比売』『春になったら莓を摘みに』『渡りの足跡』『鳥と雲と薬草袋』(以上、新潮社)、『村田エフェンディ滞土録』『雪と珊瑚と』(以上、角川書 ...
この作品の舞台となっている南樺太は、今のサハリン島にあります。太平洋戦争前、その島は樺太と呼ばれ南半分の南樺太は日本の領土だったので、そこに内地から渡った日本人が暮らしていたのです。
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大正10年(1921年)の東京市。士族・橘(たちばな)家の次男で伯父の養子になっていた勇吾が帝国第一高校に入学し、6年ぶりに帰京した。事業の後継者となった勇吾は学生のうちに結婚しなければならない。彼が指名した相手は幼い自分をかわいがってくれた6歳上の ...
「僕は今まで最低限のことしか勉強してこなかったので、この番組で言葉のプロのみなさんのお話を聞いて、すごく刺激をもらっています。目標は、水のようにすっと誰かの心に沁みるような言葉を見つけること。この番組で皆さんと話していて気づいたんですけど、言葉って一 ...
リラックスできない、というのが長年の悩みである。じっとしていることが多く、人からはリラックスしていると見られがちだが、頭の中にいろんな考えが浮かびすぎて動けない状態である。静かだと不安や悪い想像が浮かびがちでそれが怖いので、ラジオを ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
新人SF作家の登竜門として知られるハヤカワSFコンテスト。その12回大賞受賞作として刊行された犬怪寅日子『羊式型人間模擬機』(早川書房)は、人間と動物、そしてどうやら人間ではない語り手のユーが織りなす、奇妙な物語だ。
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